ITの仕事においては、自分のデスクで仕事をすることがほとんどの人もいるだろう。こうしたデスクワークで問題となってくるのが、デスク周りの環境整備だ。仕事が忙しいと物や書類が散乱し、ついつい乱してしまいがちなデスク周りだが、整えておくと仕事上でも大きなメリットが生まれる。
まずは、作業への集中力が向上してパフォーマンスが上がるという点だ。デスク周りがきれいに整っていると、それだけ自分の視界に入るものも少なくなる。散らかっている時は、パソコンの画面だけを見ているつもりでも、ついつい周りにある書類などが気になってしまい作業に集中できないものだ。片付けて視界に入るものを減らすことで混乱もしなくなるため、集中力が上がりパフォーマンスも向上する。
そして、散らかった部屋にいるとストレスを抱えてしまうのと同じように、デスク周りの乱雑さもストレスの原因になる。見た目をきれいに整理整頓しておくだけでも気持ち晴れやかに作業ができるため、ストレス軽減にも効果が期待できるだろう。
また、デスクが散らかっていると探し物にも時間がかかる場合がある。必要な書類や道具を所定の場所にきちんと整理しておくことで、探し物に費やす時間とストレスが大幅に軽減される。これは結果的に忘れ物や仕事のミスの軽減にもつながるため、デスク周りはきれいしておいて損はない。ついつい掃除を怠ってしまう気持ちもわかるが、そのひと手間を実施するかどうかで、仕事の効率も大きく変わることは覚えておこう。
※こちらも併せて読んでみる⇒あなたはまだエンジニアのデスク環境の重要性を知らない